対位法・フィグーラ・小泉理論を活用して作曲します。
温かな絆
基本スケール
イオニアンスケール
律音階
輪郭をつくる
メロディの輪郭をつくる
律音階で2分音符を配置していきます。この段階で、大まかに曲の構成を決めておきます。
下声の輪郭をつくる
上声に対して4度堆積和音を使います。5度は転回形です。
曲頭には基本、1度・4度・5度・8度を、曲尾には1度・8度を使います。
細分化
メロディの細分化
イオニアンスケールと律音階を使い、音を紡いでいきます。
①3拍目までは律音階で進行し、ファからラに向かい、滑らかに下行するようにイオニアンスケールで順次進行しました。
②メロディの最後の音ラを中心に円弧する動きをして、戸惑う様子を表しています。
③長3度・完全4度の跳躍で、幸せな高揚感を表しました。
④下行進行することで気持ちを落ち着かせ、休符で覚悟を決め新たに旅立ちます。
★上行型のメロディに短3度の跳躍を上行させることで、明るくなり過ぎず少し切ない感じを出しました。
下声の細分化
①長3度の跳躍から始まりますが、2拍目のレに順次進行する際にミ→ド→レと挟み込む形にするためです。これは愛情を表していて、繰り返し使うことで愛情を強調しています。
②レから5度下まで下がることで気持ちが低下し、3連符で上行進行することで不安ながらも前向きになろうとしています。
③短7度の進行をソ→ド→ファと2つの跳躍をすることで、緊張を和らげました。その後、4度下のドまで緩やかに進行し落ち着かせます。
④上声と同様に、覚悟を決めた旅立ちを表しています。
装飾
①前打音
②グリッサンド
③後打音