対位法・フィグーラ・小泉理論を活用して作曲します。
スケールについて
各コードに対してミクソリディアンスケールをつかいます。ミクソリディアンスケールはメジャースケールの第7音を半音低くしたスケールです。A7にはAミクソリディアン、E7にはEミクソリディアン、D7にはDミクソリディアンスケールをつかいます。
Aメジャースケール
Aミクソリディアンスケール
調号をつけると
Aメジャースケール
Aミクソリディアンスケール
メロディを作る
ベース音を配置します。
各コードのルート音を使います。
ターンアラウンドはこの時点で配置しておきました.。
2分音符を配置します。
コードの構成音を使います。3度・6度の音程になるように配置すると響きがきれいになりますが、ブルースなのであまり気にしませんでした。7thコードはもともと不安定な響きなのできれいな響きにしなくても問題ないと考えます。
細かく音を紡ぎます。
跳躍は3度だけにして、順次進行を基本に同音進行を混ぜています。スケールは各コードのミクソリディアンスケールをつかいます。
装飾音符を加えます。
前打音としてブルーノートを加えました。これでブルースらしくなりました。数字は各スケールの何番目の音かを表しています。
ベースラインを作る
細かく音を紡ぎます。
4分音符で滑らかに紡いでウォーキングベースにしました。なるべく跳躍はさけ、順次進行になるようにしています。
カウンターメロディを作る
2分音符を配置します。
コードの構成音をつかいます。
アンティシペーションを配置します。
アンティシペーションで音符を前にずらして、前のめりになる感じを出しました。
細かく音を紡いで完成です。
経過音をつかうことでメロディを滑らかにします。各コードに対してミクソリディアンスケールとブルーノートをつかいます。