ウォーキングベースラインを作り、その上に対位法を活用してメロディラインを作ります。
使用するスケール
WB 1-2
ウォーキングベースを作る
今回のルール
- 半音、または全音下から次のコードにアプローチする。
- アプローチノートがコードトーンになった場合は半音ずらす。
- アプローチノートがコードトーンになり、次の音と半音の関係の場合はそのままコードトーンを配置する。
コード進行を作ります。
全音符でコードのルート音を配置します。
ベースラインの動きを大まかに決めます。
ここまでは、1-1 上からのアプローチと同じです。
4拍目にスケールノートを配置します。
アプローチノートがコードトーンになっていて、ターゲットノートと全音の関係になっている箇所を半音ずらします。
3拍目にコードトーンを配置します。
2拍目にスケールノートを配置します。
刺しゅう音と経過音で滑らかに音を紡ぎます。
跳躍は、コードの構成音に進行するようにしました。
同音進行している箇所を半音ずらして完成です。
対位法を活用してメロディを作る
全音符を配置して全体の流れを作ります。
コードの構成音を使います。曲頭、曲尾には1度か8度の音程を使うと良いと思います。
3拍目に2分音符を配置します。
コードの構成音を使います。1小節目はCコードの響きになっていませんが、3度の音程になっているので響きは良いと思います。
7小節目は増1度になっていますが、G7コードがもともと不安定な響きのため、問題ないと判断しました。
細かく音を紡いで完成です。
3小節目のG7と6小節目のFでは、3度の跳躍を作るために1拍目から2拍目に向かって順次進行しています。
これは、跳躍をする前の準備として考えています。