コード進行なし【モーダル】
- 強拍には3度、6度の音程を使う。
- 3度、6度以外は反行させる。
- 曲頭には1度、3度、5度、8度の音程を使う。曲尾は1度か8度の音程にした方が、終止感を損なわずに済みます。 下のパートの場合は、曲頭、曲尾にスケールの第1音か、第8音を配置する。
コード進行あり【コーダル】
- 強拍にはコードの構成音を使う。
- 強拍には3度、6度の音程を使う。
- 3度、6度以外は反行させる。
- 曲頭にはコードの構成音を、曲尾には1度か8度の音程を使う。下のパートの場合は、曲頭、曲尾にコードのルート音を配置する。
- Ⅴ7には、増4度、減5度、2度、7度の音程を積極的に使う。(もともと不安定な響きの為)
- Ⅴ7 → Ⅰ に進行する場合、Ⅴ7の第3音と第7音は限定進行させる。
慣れるまでは上記のことに気を配りながら配置していくと、良い結果が得られるでしょう。最終的な判断は、ルールを忘れ自分が良いと感じた響きを選びましょう。それがあなたの奏でる音楽です。
協和音程と不協和音程
- 1度・3度・5度・6度・8度が協和音程。
- 2度・4度・7度・増4度・減5度が不協和音程。
- 不協和音程には刺繡音・経過音・倚音・掛留音・先取音・逸音を使う。これらは、組み合わせたり連続して使うこともある。
4度堆積和音
- 基本、テノールを中心として上下に4度間隔で音を重ねていきます。(他の声部でも構いません。)
- 転回させることで5度や2度の音程になります。
・こちらのサイトを参考にしています。
日本伝統音楽の音階を基にした和音理論「島田式」
・テノールを中心にしたのは、中世音楽理論を参考にしました。